モエレ沼公園の遊具施設は幼児でも遊べる?規模はどれくらい?北海道子連れで遊ぼう企画

少し前の休日。どこか遊びに行きたいという娘を連れて、モエレ沼公園へ行ってきました。

モエレ沼というと、ガラスのピラミッドやモエレ山、海の噴水などが有名です。青々とした芝が広がっているほか、夏はモエレビーチなど水遊びができる場所もあるため、子ども連れも多い公園です。

 

実はこのモエレ沼公園には、密かに子どもが遊べるような遊具がいくつもあるのです。

…とはいっても、私の記憶の中にあるモエレ沼公園の遊具は、20年以上前と遥か昔の記憶。正直どんな遊具なのかということや、ちいさな子でも遊べるかどうかについては、あまり覚えていませんでした。

3歳になったばかりの子でも遊べるような遊具だったかしら?と思いつつも、お家でくすぶっていても仕方がないということで、遊びに行ってみることにしました。

ということで今回は、モエレ沼公園の遊具施設について少しご紹介したいと思います。

目次

モエレ沼公園ってどんなところ?

モエレ沼公園全体図

引用:モエレ沼公園全体地図

モエレ沼公園は、北海道札幌市東区のはずれにある、周囲をぐるりとモエレ湖に囲まれた広々とした公園です。公式サイトによると敷地面積は、188.8ヘクタール(内陸部は100ヘクタール)となっています。

いまではあまり知られてはいないのかもしれませんが、実はこのモエレ沼公園は、ゴミ処理場の跡地に作られた公園になります。私が物心ついた頃から、ずーっと工事が続けられていた公園で、彫刻家のイサム・ノグチ氏が設計を手掛けた公園としても有名です。

モエレ沼公園が、公園らしくなり始めたのは1990年の後半頃から2000年にかけての頃です。当時はまだモエレ山は完成していませんでしたが、遊具やプレイマウンテンなどは出来上がっていたように記憶しています。

とにかく、長い長い期間をかけて2005年にグランドオープンしたモエレ沼公園も、いまでは四季を通して楽しめる公園となっているのです。

この公園ができた時は、まさかここで花火大会が開催されたり、雪まつりの会場として利用されるとは思ってもみませんでした。

 

そんなモエレ沼公園には、桜の木をはじめ数々の木々や芝に山々などの自然のなかに、ガラスのピラミッドやステンレスのモニュメントなどの造形物が混じりこんでいます。

さらに、競技場や野球場、テニスコートなどの施設もあり、地域で広く利用される施設となっているのです。

 

モエレ沼公園の遊具について

さて、そんなモエレ沼公園。公式サイトによると、モエレ沼公園にはこのように書かれています。

遊具施設

イサム・ノグチデザインの遊具126基:スウィング(ブランコ)、スライドマウンテン(すべり台)、砂場、ジャングルジム、オクテトラ、プレイスカルプチャーなど

 

あれれ?そんなにあったっけ?という印象もありますが、オクテトラ、プレイスカルプチャーなどといった聞いたことのない遊具の名前も並んでいて、なんだか気になる所です。

そして、これらの遊具施設はモエレ沼の一角にある、「サクラの森」と呼ばれるエリアに7つのエリアに分かれて存在しています。

今回は、全てのエリアは回りきれませんでしたが、娘を連れて何か所か遊んできましたので後ほどご紹介しますね。

 

まずはレンタサイクルで自転車を借りましょう

モエレ沼公園はとにかく広いです。ちびっこを連れて歩いて敷地内を移動するのはかなりしんどいので、今回はレンタサイクルを利用することにしました。

そのため、駐車場はレンタサイクル側のP1を利用しました。

バスなどの公共機関でアクセスされる場合も、バス停が近いのがこのエリアになりますので、下車してレンタルすればOKです。

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レンタサイクルは、普通のタイプの自転車(大人用と子供用)もありますが、お子さんを乗せて走ることができる乳児用バスケットつきタイプのものもあります。

ちなみにレンタサイクル利用をされない方は、もうちょっと奥のP2駐車場(ガラスのピラミッドの側)まで車で入っていくことができますので、そちらのほうが便利ですね。

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乳児用バスケットつきの2人用自転車は、2時間300円でレンタルできます。時間を超えると1時間当たり150円の延長料金がかかりますが、それでもリーズナブルです。

係りのオッチャンが1台1台、しっかりとメンテナンス&点検してくれているので安心して利用できます。

 

自転車乗るの、妊娠以来だから4年近く乗っていないことになる(笑)

しかも26インチと私にはちょっぴり大き目なので、最初フラフラ…十分注意して安全運転でいきます。

 

モエレ沼公園の遊具コースを楽しもう

早速、遊具のあるサクラの森エリアへと向かいます。モエレ湖にかかる橋を渡って、ガラスのピラミッドの所を右に曲がります。橋の付近は混雑しやすいので、接触しないよう注意しましょう。

車道の様なコースが公園の外周を囲っていますので、自転車でもとても進みやすいです。道なりに進んでいき、左カーブに差し掛かる手前で、森の方へと入っていきましょう。

このあたり一帯がサクラの森になります。春は、桜の花がとってもきれいなんですよ。

先にお詫びしておきますが、今回全ての遊具エリアは回りきれておりません。上記マップのBは後で行こうと思ったまま、忘れて帰宅してしまいました。

また、DとGエリアにつきましては遊具に布がかけられており、その布にたっぷりと雨水が溜まっていたので、見ただけで遊びには寄りませんでした。(前日モエレ沼花火大会だったので、何かしら関係があるのかもしれません。)

ですので、今回はA、C、Eのエリアの遊具のご紹介になります。

 

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こちらはスライドマウンテンのあるCエリア。滑り台大好きな娘は喜ぶかなと思ったのですが、残念ながら怖がって一度も滑ることはありませんでした。(近づこうとすらしませんでした)

ちなみに、ごらんのとおりこのエリアには子どもたちが一人もいませんでした。実はこのスライダー、石の摩擦の関係なのか滑りが非常に悪いんだそうです。どおりで人気がないわけだ。

 

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こちらは大きな滑り台のあるAエリア。写真ではあまりよく見えませんが、真ん中にも背の低い滑り台があり、『トリプルスライド』という名前が付けられています。

ただしこの滑り台、幼児さん一人で遊ばせるにはちょっぴり危険かなと思います。

 

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といいますのも、このとおり階段が丸い形状のはしご形で足元が不安定なのです。

うちの子は難なく登って行きましたが、結構危険。雨上がりなんかだと、つるりと滑って向こう側へ飛んで行ってしまいそうです。結構な高さのある滑り台ですので、小さなお子さんが上る際は、付き添ってあげると安心だと思います。

 

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このエリアにはこんなお山もあります。ちびっこには登るのがちょっと大変な勾配です。色的に硬いコンクリート製にも見えますが、なんていうんでしょう?ゴムチップウレタン舗装のような感じになっているので、やわらかな質感で安全です。

 

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気合で登ってご満悦。ということで、3歳児でも頑張れば何とか登れる感じですね。

ただし、自力では降りてこれませんでしたw

 

 

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こんなロングシーソーもあります。一番奥には、ピラミッド型のジャングルジムも見えていますね。

 

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それから、迷路のような場所もありました。階段好きな娘にとっては、格好の遊び場。ただし、のぼりきった先は行き止まり(笑)

くぐったり、乗り越えたりと、大きな子たちには鬼ごっことかによさそうですね。(ちびっこがいる場所ではぶつかりそうで怖いですが。)

 

 

続いて違うエリアへ行ってみましょう。お次はEエリアです。

こちらには、大きなブランコと、写真にはないですがシーソーなどもありました。

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近くにはこのようなブロックがいくつもあります。登ったり、隠れたり、お店屋さんごっこをして遊びます(笑)

落下する可能性のある遊具の足元部分は、ウレタン舗装になっているので危なくはなさそうです。

 

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よっこらせ。

小学生ともなると、高いところも登れそうですが3歳児にはこれが精一杯(笑)

 

最後は、Fエリアを目指します。ちゃんとした道があるのですが、娘は草むらをかき分けて一直線!

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途中でわざと転んだりしながら草の感触を楽しんでいました。

全日夜間に大雨が降った割には、地面にぬかるみもなくからりとしていたので良かったです。

 

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はい、最後はFエリアです。

中央に見える小さな塔のようなものは、スパイラルスライドという滑り台です。

それから、後ろ左手で白い布をかぶっている赤いのが、オクテトラ。八角形の事を英語で「octagon(オクタゴン)」っていうから、おそらく八角形のテトラ(テトラはギリシャ語の4を意味する言葉だそうです)ですね。

ん?八角形なのか?四角形なのか?四面?…まぁ、どうでもいいか。

※調べたところ、四つの面に穴の開いた部分がある八面体になっているようです。八角ではなかったのね汗

 

 

滑り台は、中が螺旋階段になっているので、安全にのぼって滑ってくることができます。ただし、水はけが全くなく頂上の滑り口にはたっぷりと雨水がたまっていました。そのため、お尻を盛大に濡らす結果に汗

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あきらめて濡れた状態で存分に遊ばせました。(後でちゃんと着替えました)

ということで、お尻べっちゃり事件もあって、他のエリアには結局行けずじまいでした。

Bエリアにはピラミッドなんかもあったはずなので、行きたかったのですが、すっかり行くのを忘れてしまいました。また、いつか!

 

天気が良い日は是非おにぎりを持ってピクニックを楽しんで!

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モエレ沼公園はきれいな芝が広がっています。お天気の良い日はぜひとも、ピクニックを楽しんでもらえたらと思います。

ガラスのピラミッドのところでは、軽食を購入することもできますが、幼児さんはおにぎりとか簡単なフルーツとかで十分(笑)

「おいしいねぇ。」「ピクニック楽しいねぇ~」なんて言いながら、ほおばってましたよ。

超かわいい!ほんとかわいい!w

 

モエレ沼公園へアクセス方法について

住所:北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
TEL:011-790-1231

公式サイトはこちら

 

公共機関によるモエレ沼公園へのアクセス

地下鉄東豊線「環状通東駅」から中央バスに乗り換え、「モエレ沼公園東口」にて下車

【東69】「あいの里教育大駅」/「中沼小学校通」行きor
【東79】「中沼小学校通」行き

 

ちなみに特定の期間中は「モエレ沼公園」バス停まで入っていってくれる、直行バスが便利です。地下鉄東豊線環状通東駅や大通バスセンター、JR苗穂駅、地下鉄南北線麻生駅発、東豊線栄町駅経由のバスもあります。

これらの直行便は、それぞれ運行期間が異なりますので、利用の際はこちらをご確認ください。

モエレ沼公園行期間限定バス時刻表

 

営業時間(解放時間)

解放時間は、通年7:00からとなっています。各駐車場によって、ゲートが閉まる時間が異なりますが、19:00には終了します。ただし、ガラスのピラミッド併設の中央駐車場のみ通年7:00~22:00までとなっています。夜景を楽しみたい方はこちらがいいですね。

 

まとめ

モエレ沼公園には、今回紹介したような遊具のあるエリアが7つ存在します。アートデザインとして作られている感が強い遊具は、ユニバーサル遊具とは決していえず、今の時代の視点で見ると少々時代遅れのようにも見えます。

どうやって遊んだらいいのかもわからないデザインですが、子どもたちは勝手に遊び方を考えて遊ぶと思うので、これはこれでありだとも思います。

ただし、安全性はあまり考慮されていないように感じましたので、幼児さんにはちょっぴり危険な感じもあるので、親御さんがついていてあげたほうがいいかな?という面はありますが。

 

今回、モエレ沼公園の遊具で遊ぶことが目的だったのですが、娘的には初めて乗った自転車の後部座席が一番楽しかったそうです。

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「ひょ~~~たのし~っっ!」とか言ってましたもの(笑)

また、遊びにこようね。

 

遊具も年月を経て少々劣化している印象がありましたので、いつかは修繕されたり作り替えられるときが来るかもしれません。

モエレ沼公園の遊具は、子どもを遊ばせるにはちょっと遊ばせにくいという声もあるかと思いますが、私としてはまぁありだと思います。

モエレ沼公園は、駐車場も無料ですので昼食は持参すれば、レンタサイクル代だけで十分楽しめます。春にはきれいな桜も楽しめるし、夏には、モエレビーチも開かれるので、より楽しめることでしょう。雪が降ったら今年はそり遊びかな?

地元民として、末永く多くの人たちに親しまれる公園であってほしいなと思います。

 

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この記事を書いた人

生まれも育ちも札幌の、生粋のどさんこです。2015年長女、2018年長男を出産。育児がてら、記録も含めてブログを書き始めました。子どもを連れてのカフェ訪問が大好き。楽しいことはもちろん、悩んだりしていることもシェアできたらなと思います。

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