2018年4月27日にオープンした、道の駅「あいろーど厚田」
オープンから一年が経った2019年7月8日に、子どもと一緒に遊びに行ってきました。
厚田は、朝市や桜の名所、展望台などもあり、独身時代から家族や友人とよく訪れていた地域なんです。
そんな厚田に道の駅ができたと聞き、昨年からずっと行きたくてうずうずしてました。
息子も1歳になりお出かけが楽しめるようになったので、ちょっと行ってこようかというノリで急遽向かうことに。
大好きな厚田、道の駅だけじゃなく近隣のスポット情報も含めてお伝えしたいと思います。
道の駅石狩 あいろーど厚田の概要
道の駅石狩あいろーど厚田は、厚田区にある道の駅です。
オロロンライン沿いにあり、海を眺めながら札幌からドライブがてらふらりと寄れるのが魅力。
すぐ目の前は日本海。水平線が望める道の駅でもあるんです!
厚田公園として以前からあった敷地の中につくられているため、規模は決して大きくはありませんが、ドライブがてら立ち寄るのには十分な規模。
また、1階トイレは24時間開放されているので、オロロンラインを抜ける際にトイレに行きたくなってしまったときも「ここがある」と思うと安心ですね。
中央バスが目の前に停まってくれるなど、交通アクセスも良くて便利です。
道の駅の建物は3階建てで見晴らしがよいのが魅力
あいロード厚田は、1Fが売店と飲食テナント、2Fが飲食テナントと休憩スペース、3Fが展望室と展望デッキというつくりになっています。
3階建ての道の駅って、珍しくないですか?
あいろーど厚田は、丘の上に建てるという都合上、さらに丘の上部にある展望台などへアクセスしやすいような、階層型の構造になったんだそうです。
1Fは石狩の味覚と地域情報のフロア
地場産品販売の売店
1F、エントランスホールの左手には地場産品をメインに販売する売店が、右手には蕎麦屋「一純」とトイレがあります。
野菜や厚田の名産やお菓子など、ちょっとしたお土産にもなりそうな品のほか、スイーツやミニ海鮮丼なども。
ここで購入した海鮮丼を外で食べる…なんてのもアリですね。
厚田の名産といえば、厚田そばとしそジュースですが、ここではJA北いしかりとあいろーど厚田がコラボしてつくったご当地ドリンク、「しその想いサイダー」「しその想い(ストレート)」などが購入できます。
厚田オリジナルのお酒「純米吟醸あい風」(厚田産米を使った純米吟醸酒)、買って来ればよかったなぁ…(次回は買おう)
石狩浜益の「ふじみや製菓」のどら焼きや、石狩花川南にある和洋菓子屋「なかむら」の大福(黒千石豆大福は絶品!)と一緒に食べると、とっても幸せ♡
石狩花川にある洋菓子店ボンヌールさんのカボチャプリン(息子大好き!)なんかもおすすめですよ!
売店内は狭いので、混雑時はゆっくりとは見れないかもしれませんが、とにかくいろんなおいしいものや素敵な商品がたくさんです。
ぜひぜひ立ち寄ってほしいですー
十割蕎麦一純
実は、厚田はお蕎麦もおいしい地域(戸田記念墓地公園のレストラン厚田亭のお蕎麦もおすすめ)。
そば粉は厚田で収穫されたものを使っているんです。
こちらは、一純の「たぬきそば(冷)」780円なり。
こちらの一純さんも、甘めのタレとしっかりとした十割蕎麦がとてもおいしかったです。
お蕎麦以外にも、厚田のお米を使ったおにぎりもおすすめ。なかでもそばみそおにぎりは絶品ですよ♪
おにぎりは人気があるようで、日曜13時ころの利用でしたが私たちが購入した直後に売り切れになってました。
ベビーチェアや高さを調整する食事用クッション(しかもベビーガード付き)、絵本なんかもあって子連れにやさしい。
ただし、うどんはないので、蕎麦デビューがまだの子はご注意くださいね。(鮭おにぎりなんかもあるので、それでもOKですね)
一純さんは券売機式の食堂タイプのお店ですが、比較的回転がスムーズです。
お時間が取れるときは一純さんのおそば、おすすめですよっ
一純
場所:あいろーど厚田1階(石狩市厚田区厚田98ー2)
TEL:0133-78-2268
営業時間:10時~16時
https://japanese-restaurant-3435.business.site/
2Fは歴史と食のフロア
2F飲食テナント3店舗
エントランスからエスカレーターで2階に上がると、飲食テナントが3つ。
どちらも基本テイクアウトで、同じフロアの休憩スペースを利用して食べる感じになります。(お外で食べるのもいいよね!)
左手からバッテラ寿司やシャコの押しずしが買える「石狩 二三一(ふみいち)」、中央が焼きたてピザの「Bakery&Pizza HOME」、右手がジェラート「Lico Lico厚田店」です。
この日は天気が良かったので、ジェラートを買いに行列ができてました。
飲食OKの休憩スペースはこんな感じ。写真では狭く見えるかもしれませんが、結構たくさんのテーブルがありますので、よほどでない限り「全く座れない!」ということもなさそう。
足元までガラス張りになっているので、眺望も良し♪
歴史展示コーナー
奥には歴史と文学芸術に関する展示のコーナーが。
石狩全域や厚田地域の地形や、周辺の海流のジオラマ。
厚田のニシン漁のジオラマ。わたし、こういうの大好き。
あとは、写真撮影はしなかったのですが、奥には小さな個室があります。
郷土資料室として厚田出身の小説家子母澤寛、厚田に住んでいた宗教家戸田城聖の生い立ちなんかについて展示されていました。
赤ちゃん連れの方にうれしい授乳室、おむつ交換台付多目的トイレあり
2階には、狭いながらも授乳室が用意されていて、開閉式のおむつ交換台も設置されています(手洗いシンクなどはなし)。
また、授乳室すぐ隣の多目的トイレの中にも開閉式のおむつ交換台がありますので、すぐに手を洗いたい方やパパさんはこちらを利用すると良いですね。
ちなみに、1階の多目的トイレにはおむつ交換台はないみたいです。
3Fは展望フロア
丘の上に建てられているロード厚田は、道の駅では珍しい3階建て。
最上階の展望デッキから見る、海の眺めや夕焼けはとてもきれいです。
2階からは階段、またはエレベーターで上がることができます。
こちらからは、スロープで戸田城聖生家にアクセスできるので、車いすの方は3階までエレベーターで上がると便利ですね。
屋外には子どもの広場あり
道の駅の裏手には、屋外にふわふわドームが設置されています。
みんな大好きふわふわドーム。
子どもたちのストレス発散にはちょうど良いサイズの遊具ですが、小さな子と大きな子が入り乱れて遊ぶのでちょっと危ない感じもします。
中には小さな子がいるのに(ひっくり返って泣いてるのに)お構いなしでドーム上で鬼ごっこしちゃう小学生とかもいたので、お互い気を付けながら安全に楽しみたいですね。
利用は3歳から12歳までとなっていますが、うちの息子も含めハイハイ期の赤ちゃんも隅っこで遊んでたりしました。(何かあっても自己責任やで。何度か踏まれてたでな。)
ちなみに、遊びに行ったときは7月上旬でしたが、芝が枯れてしまっていたのがちょっと残念でした。
もう少し芝がきれいだったら小さな子を座らせて遊ばせてあげられたかな…とも思うのですが、たくさんの方が訪れる場所だし芝もいたんじゃうのかもしれませんね。
以前は、3階の屋内展望室部分にも屋内キッズスペースがあったようなのですが、2019年7月時点で(日曜ですが)はm撤去されてしまったのかここには何もありませんでした。
なお授乳コーナーとおむつ交換ブースは24時間利用可能です。
施設の向かいには別館「ANEX」店
あいロード厚田の向かい側、国道を挟んで海側には、プレハブ型のあいロード厚田別館「ANEX」があります。
ここからの展望は海がより近くて素敵です。
ここは、以前「あいろーど夕日の丘観光案内所」として運営されていた施設。おいしい豆腐なんかも買えたんですよね。
それはさておき。
こちらには、「地産地消 とみき厚田店」が入っていて、海鮮丼やかき氷なんかが食べられます。
しかも、なんとコーヒーや紅茶の無料サービス中。
広々としたテラス席もあるので、天気の良い日は中で購入して外で食べるのも良いですね。
あいろーど厚田のアクセス情報
住所 石狩市厚田区厚田98番地2(国道231号沿い)
TEL 0133-78-2300
休館日 年末年始(12/29~1/3)
駐車場 収容台数146台
第1駐車場:52台[普通車 45 台 (内EV1台・大型車4台・身障者用3台)
第2駐車場:43台
第3駐車場:51台
合計:146 台
開館時間 10:00~16:00(夏季延長営業あり)
●4月1日から5月31日 9:30~18:00
●6月1日から8月31日 9:30~19:00
●9月1日から10月31日 9:30~18:00
●11月1日から3月31日 10:00~16:00
- 24時間開放トイレあり
- 多目的トイレあり
- 無料Wi-Fiあり
- 飲食施設あり
- 電気自動車充電あり
- 授乳室あり
- おむつ替え 開閉式おむつ交換台2台
あいろーど厚田の近隣情報
厚田区には、道の駅以外にもさまざまなスポットがあります。
あいろーどパーク近隣のスポット
恋人の聖地 厚田展望台
道の駅あいろーど厚田の施設から、長い坂道を階段で登っていくと見えてくるのが厚田展望台です。
愛の鐘、フェンスにつけられた南京錠、美しいステンドグラスなど、恋人の聖地らしさ満点のスポットです。
ベタといえばベタですが、ここからの夕日の眺めは最高に素敵なので、恋人同士デートで来るのはアリですよ。
ちなみに、全国規模で行われている「恋人の聖地プロジェクト」、道内5ヶ所あるうち、一番最初に選出されたのがこの厚田展望台なんです。
戸田城聖生家
あいろーど厚田の道の駅から一番近い施設が、この戸田城聖生家です。
あいろーど厚田の中にも戸田城聖についての展示がされていますが、石狩市の特別功績者とされている人物です。
実際に生家があった場所からは移築されているそうですが、当時の様子を再現する形で展示されています。
厚田海浜プール
あいろーど厚田の展望台から見える、半人工の海浜プールです。
防波ブロックに囲まれているため比較的波も穏やかですし、深さもないので(場所によっては大人の腰くらいまであるところもありますが)子どもたちが安全に楽しめる場所だと思います。
バーベキューは可能ですが、日帰り専用の施設のためタープや宿泊用テントの設置は不可。(ポップアップテントなど簡易テントの使用は可)
厚田海浜プール
営業期間:夏 7月中旬~8月中旬
営業時間:平日9:00~17:00 土日祝日 8:00~17:00
環境整備協力金として駐車場利用時のみ有料、180台の駐車が可能です。
普通車1,000円
二輪車300円
中型車1,500円
大型車2,500円
※日帰り専用のため宿泊はできません。
厚田公園キャンプ場
あいろーど厚田の駐車場の間を抜けて山を登っていった先にあるのが、厚田公園キャンプ場です。
炊事場施設や、水洗トイレ、バーベキュー設備(バーベキューハウスもあり)、アスレチック遊具などの施設もあります。
秋は隣接している川に鮭が遡上してくる様子も見られるんだとか。
厚田キャンプ場
住所:石狩市厚田区厚田120
TEL:0133-78-2100(管理センター)
営業期間 毎年5月1日から9月30日(期間中は無休)、9:00~17:00開場
不可:ペット連れ、キャンプファイヤー、焚火、花火、発電機の使用
料金
大人200円、小学生100円
持込テント(1張)1,000円※日帰りは500円
駐車場:無料
更衣室:無料
シャワー:有料
厚田区市街地近隣のスポット
厚田港朝市
小学生くらいの頃、両親によく連れられてきたのがここ、厚田港朝市。
「えぇ!このお値段で本当にいいの?」と思うような価格で、新鮮な魚介を購入できるので、札幌近郊からも多くのお客さんが来るんですよね。
当時の記憶では、ムラサキウニやバフンウニ(生きてる状態で売られてました)、シャコなんかもたくさん水揚げされて並んでいました。
営業期間は毎年4月1日から10月中旬までの営業、営業時間は朝6:30~14:00頃までとなっています。
ですが、なくなり次第順次店を閉めていくので、早い者勝ちといった感じですね。
平日よりも土日の方が空けている店が多いという情報もありました。(私は土日しか行ったことがないので、違いが判らないですが)
厚田港朝市(石狩湾漁業協同組合(厚田港内))
住所:石狩市厚田区厚田7-4
TEL:0133-78-2006
厚田ビーチセンター
厚田の市街地に一番近いキャンプ場。
売店や食堂などを備えた管理棟があり、シャワーやトイレ、屋内炊事場なども用意されています。
厚田ビーチセンター
住所:石狩市厚田区別狩10
開設:夏 7月上旬~8月下旬 9:30~15:30
料金
入場料(1日):大人200円、小人100円、幼児100円
駐車料(1日):大型車2000円、キャンピングカー2000~3000円、オートバイ200円、普通車600~1000円
サイト使用料:テント1張り500円、タープ1張り500円
宿泊施設:宿泊ルーム1人1620円
その他の厚田のスポット
戸田記念墓地公園
戸田記念墓地公園は墓苑ではあるのですが、桜がとてもきれいなスポットとしても有名です。
見ごろは5月GWあけくらいから1週間程度、札幌よりは少し遅いです。
広い芝のエリアもあるので、おにぎりをもっていって花見をすることもありますが、レストラン厚田亭でのお食事もおすすめです。
戸田記念墓地公園
住所:石狩市厚田区望来327
TEL:0133-77-2321
開園時間
4~11月午前9:00~午後5:00(入園は午後4:30まで)
12~3月午前10:00~午後4:00(悪天候時には閉園することがあります)
※雪が積もる時期はお墓参りはできません。
望来浜中央海水浴場
海水浴とキャンプを楽しみたい方は、望来浜中央海水浴場もおすすめ。
画像は2017年7月1日、海開き初日の様子のため利用者はとても少なかったです。(もちろん寒いのでまだ泳げません)
夏のピーク時はかなり混雑しますが、有料のため利用者の方はそれなりにわきまえてる方が多いなーという個人的印象があります。
気の良いおっちゃんとおじいちゃんが管理しててとてもほのぼの。やり取りも楽しい場所です。
古くて簡易的ではありますが、炊事場と水洗トイレ(一応洋式)、シャワーもあります。
使用後の炭を廃棄するためのドラム缶も用意されているので、存分にバーベキューも楽しめますよ。
望来浜中央海水浴場
住所:石狩市厚田区望来
営業期間:例年7月上旬~8月下旬 9:00~16:00開場
料金
駐車場:約100台 普通車800円、二輪車200円
キャンプ料金:大人300円、小人200円
道の駅あいろーど厚田を中心に厚田めぐりも楽しそう!
道の駅あいろーど厚田。
オープンから1年が経過した2019年の夏も、まだまだそれなりに混雑し、賑わいを見せています。
でも、せっかく厚田へ行かれるのであれば、近隣のスポットへも足を運んでいただき、より厚田を楽しんでほしいなと思います。
今回紹介した近隣スポットのほかにも、厚田には海が見えるテラス席のあるカフェなどもあります。
また、少し車を走らせて石狩市内を散策すれば、温泉やおいしい料理を提供してくれるお店との出会いもたくさんあるエリアです^^
ぜひぜひ、厚田と石狩エリアをご堪能ください!
コメント