願い事も叶うかも?一度は子連れで行ってほしい小樽天狗山展望台|北海道子連れで遊ぼう企画

札幌からほど近いということもあり、よく小樽へとドライブに行く我が家。

とはいっても、遊ぶのはもっぱら、小樽運河周辺境町の観光地周辺かウィングベイあたり。

今回は、いつもちがう小樽を楽しもう♪ということで、小樽市最上にある「天狗山展望台」まで足を延ばしてみました。

正直、近郊にあるにもかかわらず、天狗山展望台を訪れたのは、中学生の時以来。(夜に夜景だけを見に車で行ったことはありますが)夫に至っては初めての天狗山です。

でも、お子さん連れでも存分に楽しめるスポットがある場所ですので、ご紹介させてくださいね。

 

目次

天狗山展望台とは?

天狗山展望台は、JR小樽駅から南西の位置にある、標高532.4mの山にある展望台です。

今回訪れたのは昼間でしたが、函館・札幌と並ぶ、北海三大夜景の内の一つといわれるほど、夜景も素敵な場所です。

山頂はそんなに広い場所ではありませんが、景色を眺めることができる展望台も多く、子どもを遊ばせられるような場所もあるんです。

車でのアクセスも良く、駅からの直行バスも運行しているので、比較的足を延ばしやすい観光スポットでもあるでしょう。

 

天狗山展望台へのアクセス方法は大きく2つ

山麓からロープウエイを利用して展望台まで行く

天狗山展望台へは山麓から小樽天狗山ロープウエイで登るのが一般的です。山麓には広々とした駐車場があるほか、麓へはバスも発着しています。ロープウエイを利用して上る場合は、この天狗山ロープウエイをめざします。

[st-mybox title=”天狗山山麓までの路線バスについて” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

天狗山ロープウエイ乗車の山麓までは、JR小樽駅発着の路線バスを利用します。
天狗山ロープウエイ線(系統番号9)です。
バス料金は大人220円、小人110円、所要時間は約17分

[/st-mybox]

札幌から車でアクセスする場合、ルートとしては以下のようなルートが一般的です。(当日私たちはビストロ小泉でご飯を食べてから向かったので別ルートでいきました。)

天狗山ロープウエイ近くの道が少しわかりにくいかもしれません。

国道に沿って走り、青看板に従っていけばたどり着けますが、わかりにくいという方は、マップを拡大して右左折地点をチェックしておくと安心です。

 

実は天狗山へは車で展望台まで一気に登ることもできる

もう一つは、山麓でロープウエイには乗らず、天狗山展望台まで車で一気に登っていくという方法です。この場合、ロープウエイ代も駐車場代もかかりません。

天狗山展望台には夏季期間のみですが、20台ほど車を止めるスペースがあります。多くの方は山麓へ泊めてロープウエイを利用するので、比較的停められる可能性が高いです。

ただ、直接アクセスする場合には、道がちょっと複雑ですし、思いっきり山道になるので慣れていないかたは危険です。

ルートはこんな感じですね。(拡大してみてください)

途中までしか道案内表示を引けなかったのですが、拡大していただくとあとは展望台まで一本道になります。

先ほども言った通り、道がくねくねとしていて細い上に、頂上付近では砂利が転がっていて滑りやすくもなっています。(特に夜は注意が必要ですね)

 

今回は山麓からロープウエイで登るところからご紹介

ロープウエイの営業時間は、9:00~20:48、下り最終便:21:00となっています。

駐車場へ車を停め、ロープウエイ乗り場へ。ロープウエイの利用料金はいろいろあります。

 

ロープウエイのみ利用される方の、一般の料金は以下の通りです。

料金 大人 小人
一般 往復 ¥1,140 ¥570
片道 ¥680 ¥340

※中学生以上が大人料金となります。
※大人1名につき未就学児童1名無料です。

 

ロープウエイ利用はセット料金がお得

実は、天狗山ロープウエイに、いろいろなサービスがついたセット兼というのもあります。

札幌からバスで直接来られるという方や、天狗山でやりたいことが決まっている人などの場合、上手に利用することで、お得になるのでチェックしておいてください。

 

※天狗山ロープウエイ公式サイトより引用(http://tenguyama.ckk.chuo-bus.co.jp/status/)

 

いろいろセットになったお得なセット券もあるよ

ちなみに、今回私たちは上記料金表に乗っていない、「天狗山まるごとセット券」を1800円にて購入。(公式サイトには掲載されていない料金ですね)

天狗山ロープウエイ往復+鼻なで天狗絵馬(500円)+スライダー1回(400円)+リスのエサ(100円)、合計2140円分がセットで1800円はお得。

どれか一つだけやりたいなと思っている場合には通常料金で登って、利用したいものだけ追加したほうがお得ですが、絵馬とスライダー両方を予定しているという場合には、こちらがお得ですね。

 

夏休みこども限定セットも

夏休み限定だと思うのですが、小学生のお子さんのみが利用できる「夏休みテングー(1090円)チケット」というセットも販売していました。

こちらは

  • ロープウエイ(往復)
  • スライダー(1回)
  • 天狗ひろば利用
  • リスのえさ
  • かき氷
  • レストラン10%割引券(ご家族でご利用可)
  • プレゼント(ポストカード2枚)

で、1090円という超お得なパックです♪

お子さんが小学生という場合には、こちらが断然お得です!!

 

ロープウエイからの眺めは最高♪

こんなレトロでかわいいデザインの天狗山ロープウエイ。景色を堪能するなら、断然後方の席に座るべしですね。

こんな景色が眼下に広がります

いい眺めです♪

山麓から展望台までは、ほんの4分。ガイド放送などもなく、静かに展望台へと連れて行ってくれます。(暑いけど)

 

展望台にはいろんな施設がある

※天狗山パンフレット2017より

天狗山展望台の施設は、ざっとこんな感じです。

1~5は、展望台。

Aはレストラン、Bは売店と休憩所、Cは天狗の館、Dは小樽スキー資料館。

Eは鼻なで天狗、Fは天狗山神社、Gは天狗山スライダー、Hはシマリス公園、Iは天狗広場、Jは天狗桜、Kは森林浴コース、Lは紅葉が楽しめ、Mは春に残雪が楽しめるエリアとなっています。

※今回は時間の都合で天狗広場は利用していません。当日パークゴルフなどで遊んでいる小学生がちらほら…

 

天狗山の天狗さんは願いをかなえてくれるとか

天狗山との名の通り、山頂へ上がるとすぐこんなインパクトのある天狗さんがお出迎えしてくれます。長い鼻に触れると魔除けや願いがかなうという伝説があるのだそうです。

 

ご覧のとおり、立派な鼻は…撫でられすぎてこんなありさま。鼻なで天狗さんは、交通安全、家内安全、商売繁盛、学業成就などをかなえてくれるといわれているみたいです。

すぐ横には、天狗神社や、絵馬を結ぶ場所もあります(絵馬はBの売店でも別途購入可能)。

向かいにあるCの施設、天狗の館では、全国各地の天狗の面を展示。小さな子はちょっぴり怖くて泣いちゃうかもしれませんが、ぜひご覧になってみてくださいね。

 

ちっちゃな遊具もあるんです

マップには記載がありませんが、天狗さんの奥には小さな滑り台つきの遊具もあります。

小さなお子さんだとこちら側は危ないので遊べないかもしれませんが、滑り台側にはステップもついているので滑り台遊びができます。

車での移動に飽き飽きだった娘は、生き返ったかのように遊びまくりです。

 

シマリス公園はなんと無料

こちらのシマリス公園では、シマリスと直接触れ合うことができます。リスのエサは100円かかりますが、入園自体は無料です。

リスのエサはガチャガチャにて無人販売。賢い。リスに直接触れるのに抵抗がある方のために、軍手も無料で貸し出しています。

さて、リスさんには会えるかな…?

 

どこ?どこ?

娘、餌を持ってウロウロ。

 

リスさん、いたいた!!

 

こんなに近くに!

めいっぱいほおばっては巣へと持ち帰り、またエサをもらいに出てきます。本当にかわいいです。

 

スライダーは絶対に乗ったほうがいい!!

天狗山のスライダーは人気の施設です。この日もそれなりに並んではいましたが、割とすぐに順番が回ってくるので、大丈夫です。

ここのスライダーは、ただの滑り台などではなく、いわゆるボブスレーなんです。ボブスレーは、冬季オリンピックでの競技種目にもなっているアレですね。北海道外の方にはあまりなじみがないのかしら?

ボブスレーとは-北海道ボブスレー・スケルトン連盟

 

もちろん、いまは冬ではないので、金属製のコースの上を滑走していくんですが、これがまたスリル満点で楽しいのなんの!

 

もちろん危ないのりかたをするのはNGですが、スピードを自分で調節して乗れるので、かなりスリリングです。小さなお子さんは、前に乗せて二人乗りをすることができますので、一緒に楽しめますよ♪

 

一度値上がりしたのかな?

現在は、大人1回400円、8歳以上の小学生が1回300円ですね。

 

時間と体力に余裕があれば森林浴も楽しんで

天狗神社の右わきから、遊歩道へと入ることができます。足元はあまりよくはありませんが、一応道にはなっているので、頂上までは子どもさんと一緒でも行けるでしょう。

看板には一周30分と書かれていましたが、子どもの足では、頂上までに30分近くかかりました(笑)

 

子どもでもこの通り、楽しそうにわしわしと登っていきます。途中、怪しげなきのこなどを発見して興奮していました。虫が結構飛んでますので、虫よけはあったほうが安心です。

 

当日は頂上より向こう側の道が草で覆われていて進みにくかったのと、娘が急に「おしっこ」と言い出したため、頂上から前には進まず引き返しました。

実際は、頂上を抜けて進むと、マップ3の展望台のほうへと抜けてつながっています。

 

天狗山の展望台からの眺め

天狗山にはあわせて5か所の展望台があります。

個人的におすすめの場所は、代に展望台と第三展望台のあたりです。(マップの2と3の場所ですね)

 

こちらは、第一展望台からの眺め

 

こちらは第二展望台

第二展望台では、大きなカメラを持って撮影に来ている方もちらほら見られました。このスポットは、小樽市重要眺望地点に指定されている街並みがみられる場所でもあるようです。

第三展望台

真ん中に見えているのは、建設中の北海道横断自動車道、黒松内釧路線ですね。

これが開通すれば余市までのアクセスがもっと早くなりますね。(2018年12月開通しました。あとは、余市⇔倶知安⇔黒松内まで!)

こちらはちょっと切り立ったガケのような場所からの展望です。写真には映ってはいませんが、左上のほうにはウイングベイが、右の方には朝里ダムが見えます。

 

レストランもあるのでお食事かねて来てもOK

当日は、事前にランチを済ませてきてしまっていたので利用はしませんでしたが、ひろびろとしたレストランもあるので、こちらでお食事をされるのもよさそうです。

レストランからも小樽の街並みが展望できるので、ゆっくりと景色を見ながらお食事もよさそうですね。

[st-mybox title=”展望レストランてんぐの営業時間” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

食事/11:30~20:45(LA19:30) ドリンク/10:30~20:45(LA20:20)

[/st-mybox]

 

夜の天狗山にもいつか行きたいな

天狗山は夜間も営業しているので、夜景も楽しめます。この日は日中の訪問だったので、夜景までは見ることができませんでしたが、いつかは行ってみたいなと思っています。

おたる天狗山夜景の日には、イベントも行われているようです。日程が合わず残念でしたが、この日は夜景カフェの準備が進められていました。

おたる天狗山夜景の日 山頂にカフェ開設 (2017/08/26)

 

おたる天狗山まつりの日には、縁日や花火も…!

イベントは、毎年8月開催。今年はもう終わってしまいましたので、来年は時期を合わせて訪問してみようかな?

 

小樽天狗山展望台まとめ

小樽天狗山展望台(小樽天狗山ロープウエイ)

住所:〒047-0023北海道小樽市最上2丁目16-15
TEL:0134-33-7381
夏季営業時間(ロープウエイの運行時刻):4月~6月末までは9:24始発、7月8月は9:00始発、9月以降は9:24始発。どの季節ものぼりの最終は20:48、下りの最終は21:00までです。※その年によって変更の可能性あり、要確認。

営業期間は、施設によって異なりますが、森林浴、シマリス園、スライダー、天狗広場などが楽しめるのは6月~9までの期間となっています。

小樽天狗山展望台に来られるなら、おすすめはやはり7月、8月ですね。暑いですが、気候もいいので気持ちよく楽しめるはずですよ!

 

関連スポット

[st-card id=1292 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”on”]

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

生まれも育ちも札幌の、生粋のどさんこです。2015年長女、2018年長男を出産。育児がてら、記録も含めてブログを書き始めました。子どもを連れてのカフェ訪問が大好き。楽しいことはもちろん、悩んだりしていることもシェアできたらなと思います。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次