しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌は子連れでもゆったりできる癒しの湯

2016年、ずーっと働き通しだったパパさん。

昨年末、「お正月明けに温泉にこう」と提案してくれました。

パパさんが1年間、まるでモグラのようにひきこもりながら頑張って稼いでくれたお金で行くので、行先は完全にパパさんが行きたいところでとお任せにしました。

 

そこでパパが決めたのが、北海道千歳市の支笏湖温泉にある 「しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌」。

えらい大奮発の、贅沢気分を味わわせていただきました。

子連れでも気兼ねすることなくゆっくりと過ごせるお宿でしたので、行ってみたいけれど不安という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

目次

しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌について

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まずは、簡単に「しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌」についてご紹介させてください。

しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌は、北海道千歳市支笏湖温泉にあるリゾートスパになります。

名称に鶴雅リゾートとついているので、ご存知の方はご存知かとは思いますが、阿寒湖エリアをはじめ北海道に12の温泉旅館を持つ、鶴雅グループのうちのひとつです。

もともと経営難に陥っていた旧支笏湖観光ホテルを鶴雅リゾートが買収し、改装した後にリニューアルオープンしたものになります。オリニューアルオープンしたのは2009年ですので、開業からまだそんなに日は立っていませんね。

 

泉質はナトリウム炭酸水素塩素、ちょっとしょっぱいぬめりのあるお湯です。

建物は3階建てですが、エントランス側が2階になるため見た目は2階建てにも見えます。支笏湖周辺は、建築規制があるため3階建以上の建物の建築ができないのだとか。個人的には、この低さによる佇まいや雰囲気がとても好きです。(外観写真撮り忘れました。)

客室は全部で53部屋。決して大きなお宿ではありませんが、これがこのお宿の魅力でもありますね。スパリゾートという名の通り、温泉とエステ、フィットネスジムなども利用ができます。

高級感のある雰囲気の温泉ですが、宿泊だけでなく日帰り利用も可能です。

≫しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌の宿泊プランはこちらでチェックできます

 

水の謌はお出迎えの時点から一味違う

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水の謌の前に車で到着すると、数名の男性がお出迎えしてくださいます。

おひとりは車をその場で預かって駐車場まで移動してくださり、もうひとりの方は重たい荷物をラウンジまで運んでくださいました。

 

暖かい暖炉が中央にある客室ラウンジ「アペソ」でしばし雰囲気を楽しんでいると、女性のスタッフの方がウェルカムドリンクを持ってきてくださいます。

子どもにはリンゴジュース(なんか普通のじゃなかった気がするけど失念)、大人には温かい黒豆茶が振る舞われました。(冬季だったので温かい飲み物だったのかもしれません。)

 

チェックインの時間と重なってラウンジでは、ハープの生演奏が行われていました。

ラウンジには暖炉があり、雰囲気も抜群。

他の宿泊客の方もいたのですが、全く気にすることなくゆったりと過ごすことができました。

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娘も着いてそうそう、ラウンジでこのくつろぎよう。(というかはしゃぎよう)

子どもに緊張感を与えず、リラックスさせてくれるような居心地の良さがあります。

鶴雅グループの施設は、支笏湖に限らずこうした品の良さと程よいリラックス感があって好きです。

 

大浴場のお風呂の数などはどれくらい?

水の謌の女性用大浴場は、水風呂、ジャグジー、寝湯、露天風呂と非常にシンプルな感じになっています。娘と一緒だったので利用はしませんでしたが、ミストサウナもありましたね。

温泉の温度は、やや高めかもしれません。体感的には41℃か42℃くらいでしょうか。普段から熱めの温度が好きな娘も、ちょっと熱いから早く上がろうと言っていたくらいですから、そこそこ熱いのだと思います。

大浴場というと、マナーの悪い利用者さんがまれにいますが、こちらは脱衣所も浴場もどちらも気になるような利用者さんはおらず、気持ちよく利用することができました。

当日は、利用者が少なかったわけではなかったのですが、チェックイン後にすぐ(16時半頃)お風呂を利用したので、比較的すいていて利用しやすかったですね。

髪を乾かしたりする場所も、隣が気にならないようなつくりになっており、終始くつろぎながら利用させていただきました。

 

今回宿泊したのは露天風呂付和洋室

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実は、私も夫もそれぞれ別の機会ではあるものの、こちらの温泉を利用させていただいたことがあります。

夫は以前の職場の観楓会でこちらの特別室を利用し、私は実家の両親・妹と一緒に和洋室を利用。

私は、温泉に入って美味しいご飯が食べられればそれで大満足だったので、客室露天風呂にはこだわりがなかったのですが、せっかくならと夫が奮発してくれました。

結果としては、久しぶりに一人でゆっくりとお風呂につかることができたので、露天つきにしてもらって本当によかったです。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭なら、間違いなく露天風呂つきのお部屋がおすすめですね。

露天風呂付和洋室はどう?

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とにかく広々としていて落ち着きのある雰囲気のお部屋でした。ブラウンを基調とした、ナチュラルかつ重厚感のあるカラーで、和風ではあるものの昭和っぽさはあまり感じられない…そんな感じですね。

和洋室ですので、就寝時は布団ではなくベッドに寝る形になりました。何度か娘が落っこちそうだったので、娘が寝ている側には枕を2つ置かせていただきました汗(就寝時に使う枕はアクアブルーコンシェルジュで選んでいただいた枕を使用しました。)

客室は、2階の奥の方のお部屋だったのですが、隣の部屋の音や物音などがすることも一切なく、夜は静かで非常に快適でした。

温度調整をせず眠ってしまったので、ちょっと暑いと感じる時もありましたが、ぐっすりと休むことができましたよ。

 

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ちなみに、しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌ではどの客室にも、立派なマッサージチェアが用意されています。

また、他の客室にあるかはわからないのですが、利用したお部屋には最初から空気清浄機と加湿器なども備えられていました。

うっかり利用し忘れてしまったのですが、冬場の夜は暖房で乾燥するので、加湿器はつけたほうが良いと思います。

 

アメニティ関連は安心して利用OKです

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実は当日、化粧水などの基礎化粧品を忘れて行ってしまった私(笑)

一瞬焦ったのですが、クレンジングから化粧水、オールインワンジェルまで揃っていたので安心でした。ホテルなどの化粧水などは、まれに合わないものもあるのですが、こちらの商品は問題なしでした。ニオイなども過度なものではなくて、使いやすかったですよ。

ヘアゴムはなかったのですが、ブラシやクリップ、子ども用の歯ブラシなども一式用意されていたのでこちらも問題なしですね。

 

客室内のウェルカムドリンクやウェルカムスイーツ

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温泉宿などに行くと、お部屋のテーブルの上にお茶や茶菓子がポンと乗せられていることもありますが、しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌ではちょっと違います。

飲み物は基本セルフですが、お部屋にはカートリッジ式のコーヒーメーカーが常備されており、カプセル抽出された美味しいUCCコーヒーがいただけます。茶菓子は併設しているスイーツショップ、パティシエ・ラボのクッキー。ほのかな甘みの優しいお味です。

冷蔵庫には、ポットに入ったお水と、ペットボトルのミネラルウォーターが2本。

 

それから、これは客室によるのですが、味噌プリンが冷蔵庫の中に用意されていました。

この味噌プリンは、私も夫も大好きなスイーツです。昨年は、夏にこの味噌プリンだけを買いに、ここまで来たくらいですから(笑)

 

なんといっても客室露天風呂が最高

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今回は、客室露天風呂付きのお部屋ということもあり、朝も晩もこれでもかというほど何回も入らせていただきました(笑)

寒い冬の露天風呂って、どうしてあんなに幸せを感じるのでしょうかね?

冬だったので、雪がたんまりと降り積もっており、外の眺めまではみることができなかったのですが、宿泊当日も翌朝も晴天だったため、空の景色がとてもきれいでした。

ちなみにこの露天風呂、100%かけ流しではないようで、温泉ではありながらも程よい温度になるよう、温度調節が可能になっていました。

好きな温度に設定が可能ですので、熱いのが苦手なお子さまと一緒でも存分に楽しむことができますよ。

 

夕食後と翌早朝に家族3人で入ったのですが、私はさらに朝食の後、一人でゆっくりと入らせてもらいました。

大浴場に子どもを連れて何度も入りに行くのはしんどいし、小さな子だとママと離れるとぐずる子もいますよね。客室内の露天風呂であれば、そういった心配もわずらわしさも全くありませんので、思う存分癒しの時間を味わうことができますね。

 

夕食はビュッフェレストランで旬の食材を堪能

しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌には、お部屋食というものがありません。

どの宿泊客も、客室とは別棟にあるレストラン、または食事処でいただく形になります。

和食と迷ったのですが、娘が食べられないものが多いかもしれないということで、今回はビュッフェを利用することにしました。

移動の際は、寒いので大人はガウンを着用。小さな子には入口のコンシェルジュデスクに申し出ると、かわいいポンチョをかしていただけます。

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雰囲気のある廊下(ほぼ屋外)を抜けてビュッフェレストランへ。

ビュッフェレストラン「アマム」の入り口で受付をし、準備ができ次第案内される形になります。

 

チェックインの際に、アレルギーの有無について確認されるのですが、レストラン入店の際に該当するアレルギー物質が含まれているメニューの一覧表を渡してくれます。もちろん、お客様に合わせて作成したオリジナルのものです。(アレルギーがない場合はこの用紙はありません。夫がバラ科の果物アレルギーなもので)

ビュッフェなどでは、アレルゲンに関しては自己責任的な部分もあるのですが、こうした心遣いがあるとより安心して利用できますし、凄く素敵だなと思いますね。

 

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さて…せっかくの美味しいお料理なのに、盛り付け方がひどくておしゃれ感ゼロ。ですが、どれもおしゃれで本当においしかったです。

また、ビュッフェメニューとは別に、和食か洋食のお料理を別途用意していただけます。私は和のお魚のお料理(※上記画像右)をいただきました。

ちなみに娘は、お茶漬けをひたすら食べてました。しかも、それだけをおかわり…。

 

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もちろん、スイーツだって最高です。

こちらのスイーツは併設しているスイーツショップのパティシエ・ラボで作られているスイーツなんですよ。

サイズ的にも一口サイズと非常に食べやすい大きさですので、全種類制覇することも可能かもしれません。

 

客室によってはお夜食がいただけるサービス付の場合も

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どのプランからついてくるのかはわかりませんが、利用時にお夜食サービス券なるものをいただきました。

22時以降からしか利用できないので、子どもを連れて利用するのはちょっと気が引けたのですが、せっかくだからパッと行ってパッと食べて戻ろう!とお伺いしました。

お夜食はお腹に優しいたまごスープおうどん。やわらかくて子どもが好きな感じ…って、2人分ほぼ娘に食べられてしまいました。

せっかくなので、夫と1杯ずつカクテルをオーダー。バーテンダーさんが、カウンターの中で懸命にシェイカーを振って作ってくださいました。

 

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写真のものは、コスイノカガヤキ(湖水の輝き)というオリジナルカクテル。バイオレットフィズのようなお味。夫は、ホノオノユラギ(炎の揺らぎ)という、カクテルをいただいていました。(柑橘もしくはピーチ系だったかしら…)

子ども連れということでかなり恐縮していたのですが、利用者が3組程度と少なく周りをあまり気にせずに済みました。また、バーテンダーさんもとても娘に優しくしてくださり、短時間ながらも肩身が狭い思いもせずに楽しい時間を過ごすことができました。

 

朝食ももちろん美味しいですよ

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朝食も夕食と同様、ビュッフェスタイルです。幅広いメニューで美味しくいただくことができました。

ご飯は、ストウブで炊いたものを、各席に持ってきてくれるので、炊き立てほかほかのとってもおいしい状態でいただくことができます。また、焼き立てのクロワッサンも、希望するだけいただくことができます。(これがまたおいしいのなんの!)

パンや和食などにあうおかずも幅広く揃っています。なかでも、シェフが目の前で一つづつ丁寧に焼いてくれるオムレツは、最高でしたっ。

いくら(鱒いくらかな?)がいただけるのも、娘にとってはうれしいポイントだったようですよ。

 

しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌は子ども連れでも利用しやすい?

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こうしたやや高級感のある雰囲気のお宿で気になるのが、子連れでの利用ではないでしょうか?

私自身、娘が2歳の時と今回3歳の時に利用させていただいたのですが、どちらのときも子連れによる不便さは一切感じられませんでした。

子ども用の作務衣も、うちの子(90サイズ)でちょっと大きいかも…くらいの大きさから揃っています。それより小さい子の場合は、寝間着を持っていけばいいかなと思います。

脱衣所にはベビーベッドがあるため小さな子がいても安心ですし、お風呂の洗い場には小さい子が使えるようなバンボ型の洗い椅子もあります。

食事に関しても、何かしら子供が食べられるメニューが必ずあるので、困ることもありません。

 

しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌は、ラグジュアリーな雰囲気なのに、子連れでもほっとできる安心感があるのです。

キッズスペースやゲームコーナーなどは一切ありませんが、うちの子に関しては特に飽きてぐずったりということもありませんでしたね。(一応、お部屋で遊べるものはいくつか持っていったので、それはそれで楽しかったのだと思います)

逆にうるさくしてしまって迷惑をかけてしまうのでは?という心配もありましたが、周りの雰囲気が落ち着いているせいか、娘も客室の外ではいいお嬢さんでいてくれました(笑)

当日は小さなお子様連れの方が何組かいらっしゃいましたが、変に騒いでしまうような子もおらず、みんないい子たちばかりだったように思います。

[st-mybox title=”キッズアメニティは今回はありませんでした” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

余談ですが、2016年1月に利用した際には、子ども用のアメニティバッグ(タオルや歯ブラシの他に、メモ帳なども入っていた)をいただけたのですが、今回はそうしたグッズのプレゼントはありませんでした。たまたまなかったのか、配布をやめてしまったのかは不明ですが^^

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やっぱりしこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌は最高!

施設やお料理が立派なホテルや温泉宿は北海道にもたくさんありますが、接客や雰囲気なども含めて最高だと思えるお宿はそうそうありません。

個人的には部屋食の方がだらだらできるので好きなのですが、ビュッフェスタイルでも変に混雑もせず利用できる上に美味しいので満足です。

利用されるお客様もみんな国内外問わずマナーが良く、お互い不快感を抱かずに利用できるところだなと感じています。

なによりも、館内全体の雰囲気がどこも素敵で癒されっぱなしの温泉休暇でした。

また行きたいな~!

≫しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌の宿泊予約はこちらから

 

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この記事を書いた人

生まれも育ちも札幌の、生粋のどさんこです。2015年長女、2018年長男を出産。育児がてら、記録も含めてブログを書き始めました。子どもを連れてのカフェ訪問が大好き。楽しいことはもちろん、悩んだりしていることもシェアできたらなと思います。

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