子どもはよく、イベントの時に限って体調を崩すといいますが、我が家の娘もこの年末の慌ただしい時期に合わせるかのように発熱。
師走にふさわしく、ばたばたと駆け抜けて年を越す形となりました。
今は娘も体調がよくなり、すっかり元気ですので参考までに12月の発熱の経緯やもろもろのことをまとめておこうかと思います。
娘が発熱した際の経緯について
まず最初に発熱したのが、12月13日になるのですが、いったん熱が下がって翌週にまた発熱をした感じになります。
時系列でざざっとまとめるとこんな感じ。
まとまりはないですが、似たような状況がある方にマッチしやすいかと思うので、そのまま記録的に記載しますね。
12月13日(火)発熱と咳
明け方から発熱。測ると39.4℃。小児科に行き、インフルエンザを疑われるものの、発熱から時間が経過していないとのことで、検査はできず。1日分のタミフルを処方されてとりあえず帰宅。終日熱は下がらないものの、本人はとても元気。インフルエンザ以外にも、気管支炎による発熱の可能性もあるといわれる。(ヒューヒューとはしないものの、のどが赤いとのこと)
12月14日(水)解熱
この日も早朝は39.1℃ほどの熱があるものの、病院へ行く頃(9:00頃)には、38.3ほどまで落ち着いてくる。インフルエンザの検査は陰性。咳が出るので、咳止めのテープと気管支ぜんそくの薬をもらう。夕方には、平熱まで下がる。
12月15日(木)平熱だが様子見
平熱まで下がっていたが、とりあえず1日様子を見るため、保育園はお休み。
12月16日(金)登園
咳もなくなっており、鼻水がちょっと垂れる程度だが、本人も元気だし熱もすっかり下がったようなので登園。
12月19日~12月22日まで通園
この間、鼻水もほとんど出ることもなく、常に平熱で、外遊びなんかも元気いっぱい行っていたようです。
12月23日(祝) またもや娘発熱…そして私も発熱
39.1度と割と高熱。とりあえず、病院は休みのため、様子を見ることに。症状は、熱と軽い咳程度。鼻水などはなし。本人は元気。
この日の夜、母親である私が咳をし始めて、夜中に39度の熱がでる。頭痛をはじめ、体中が痛く、寝付けないほどに。市販の解熱剤で下げてはまた上りを繰り返して、なんとかしのぐ。
12月24日(土) 母子ともに解熱せず
38℃台の熱。前回の事があったので、病院へは行かずに様子を見ることにする。(前回の事=インフル疑惑があるものの検査ができないパターンの事)
母も、前日同様高熱が続く。娘は咳が出ず高熱のみ、私は激しくせき込み痰がでる。
12月25日(日) 私は落ち着くも娘は高熱のまま
とりあえず、私は解熱剤を乱用(とはいえ6時間程度置き)したせいか、38.1℃程度まで落ち着くものの、咳はますます悪化している感じ。
娘は、依然として38℃~39℃を行ったり来たりで、解熱する様子は見られない。喉が痛いとか、下痢をしているとか、咳が止まらないなどの症状は見られず、ゼェゼェいうこともない。とりあえず、熱のせいで息は浅くて速いかな。
高熱のため、寝込むことはないもののソファに座って絵本を読むなど、静かで無理のない遊びをしている。機嫌はよく、ぐずったりすることはありませんでした。
12月26日(月)病院へ
大人も内科診療してもらえるかかりつけの小児科が近くにあるので、親子共に見てもらおうと思い、夫に送ってもらい行ってみると、なんとその日は休診。(ホームページなどがない個人医院のため、病院の張り紙で判断することとなる…)
ということで、急きょ今まで行ったことがない、近くの内科へかかることに。娘に関しては、高熱が続いているなどの症状を伝える。
診察の結果としては、インフルエンザも、アデノウィルスも、溶連菌も陰性。
親子共に、肺の音もキレイなので、肺炎の可能性もないでしょうとのことで、とりあえず親子共に抗生物質なしの風邪薬的なものを処方されて帰ってきました。
本当は、ここで娘は小児科に私は内科にとそれぞれ分けてかかれば結果は違ったのかもしれませんが、私がしんどすぎて別々の病院へかかるだけの力が残っていませんでした涙
12月27日(火)私は解熱、娘は依然として高熱
年末だというのに、娘はまだまだ39℃代の高熱。さすがに元気はなく、ぐったりとしている状態でした。時々41℃まであがるため、しんどそうにしている時は解熱剤で対応していました。それでも、薬が切れるころには、また熱が上がる状態でした。
私の方は、37度台まで熱が下がってきたものの、咳がひどく夜布団に入るとひどく咳込むような状態が続きました。痰がでるので、気持ちも悪いし咳き込みすぎて頭痛までする状態でした。
12月28日(水)娘、耳鼻科へ
28日の朝、起きた時点では娘の熱も36.5℃とさがり、ほっと一安心。保育園はとりあえずお休みすることに。良かった、とりあえず高熱が下がったし、他にひどい症状もないから後は元気になるだけだ…と思ったのもつかの間。
「耳が痛―い!」と急に泣き出し、右耳のしたを抑えだす娘。熱を測ると、またもや39℃を超えていました。
もしかして、高熱が続いて中耳炎にでもなったのかも!と、耳鼻科へ駆け込みました。
年末ということもあってか、耳鼻科は激混み。やっと診察を受けるものの、肝心の右耳は耳垢が鼓膜をふさいでいるため、中耳炎かどうか判断できないとのこと。耳垢を柔らかくする精製水をもらい、年明けに再診することに。
これまでの経緯を説明し、前回内科で処方された薬の内容を伝えると、中耳炎の可能性も踏まえて風邪の症状を抑えるようなお薬を処方してもらうことができました。
12月29日(木)娘未だ解熱せず、母は咳き込む
中耳炎なのかもしれないと思いつつも、37℃~39℃を行ったり来たりする娘。ひとまず、抗生物質が効いてくれることを信じて安静に。
そして私は、咳がますますヤバいことに。喘息みたいになってました。
12月30日(金)薬効いてきた?
高熱で体力を消耗しまくっていて、横になっていることが多かった娘ですが、ここへきて遊びだす元気が出てきたように見えました。
熱も38℃代がMAXで、39℃を超えることはなくなっていました。相変わらず、症状は熱のみで、鼻水はまったくなく、咳も時々コンコンとすることがあっても、私のように咳き込んで苦しそうにすることはありませんでした。
胸や背中に耳をあててみても、気管支炎の時の様なヒューヒューとした音も聞こえることはなく、苦しそうにもしていませんでした。そうしているうち、午後には平熱にまで下がり、
12月31日 やっとこ解熱!
このまま、熱を出して年越しかに見えたのですが、31日は完全に1日平熱で過ごすことができました。体力が戻らず、ぼんやりしていることも多かったのですが、昼過ぎには踊りだすほどにまで元気に。ほっと一安心で、年越しを迎えることができました。
以降、熱は一度も上がっていません。
1月3日(火)耳鼻科再診&完治?
年明け、耳鼻科を再診しました。
固まってしまった耳垢を柔らかくする精製水を、1日2回4日間ほど耳に入れるよういわれており、この日がちょうど4日目となったのです。
先日は、全く取れなかった耳垢が、ビックリするほどポロリととれ、ちょっぴりびっくりしました。
ただ、検診の結果、中耳炎だった形跡は全くないとのこと。通常、中耳炎になった場合には、鼻水も出るはずなのだが、そうした症状もなかったということだから、中耳炎の可能性は非常に低いだろうとのことでした。
この日になると、私の咳もだいぶ治まってきていたので、ほぼ親子完治となったかと思います。
今回の高熱などの症状のまとめ
病院では、特に病名などは告げられておらず、風邪をこじらせた的に診断されているので正しいところはわかりませんが、症状を簡単にまとめてみますね。
娘の症状
- しょっぱなから39℃以上の高熱から始まった
- 熱が下がったり上がったりすることもなく、ほぼ高熱のまま
- いつもはずるずると鼻水が出るのですが、今回はほとんどなし
- 時折コンコンと咳をすることはあっても咳き込むようなことはない
- 39℃を超えるとさすがにしんどそうですが、38℃台になると遊びだす
- 比較的機嫌もよく、ぐずったりすることはなかった
- 発疹やじんましんのような肌の変化はなかった
- 病院では喉が少し赤いといわれたが、本人は痛みを訴えることはなし
- 食事量はいつもよりも少ないものの、食欲はあった
- 1週間39℃以上の高熱を出し続けて最終日に急に下がった
- 発熱中に汗をかくことがほとんどなかった
- 舌は多少荒れていたが唇の荒れなどはなかった
- 目ヤニや目の充血などもまったくなし
- 熱で呼吸が浅い感じはあるものの、気管支炎の時の様な音の変化はなし
とにかく、ひどい風邪症状などもなくとにかく熱が下がらなかったというのが、今回の症状の特徴になりますね。
風邪を引いたときは、鼻水がでたり、気管支炎でヒューヒューすることが多かったのですが、今回はそうした症状もなかったです。
1週間も子どもの熱が引かなかった原因は?
今回、39℃や40℃の高熱を中心に、12月23日から12月29日までの間、全く熱が下がらなかったことになります。
この間、小児科にはかかることができなかったのですが、内科と耳鼻科にかかって見てもらっていますが、どちらもこれといった明確な原因をあげて下さった病院はありませんでした。
ここまで読んでいただいたのに申し訳ありませんが、娘の高熱が1週間も下がらなかった原因や理由は不明なままとなります。
一応、内科では以下の検査を受けて陰性となっており、胸や背中の音を聞いた際には肺炎の可能性も否定されています。
- インフルエンザ
- アデノウィルス
- 溶連菌
- 肺炎
などは、今回該当しなかったことになります。
娘の症状を見ると、高熱が1週間以上続いているものの、咳や鼻水もなく、下痢やおう吐なども一切ありませんでした。1月3日の耳鼻科の健診では、中耳炎の可能性も否定されました。
ネットなどで検索すると、39℃や40℃などの高熱が1週間にわたって続く場合には、何らかの感染症や肺炎などの重病を疑うのが一般的なようです。
高熱というとやはり、インフルエンザや溶連菌などが子どもにも多い感染症ですが、今回は違いました。
耳鼻科では、耳以外にも喉の腫れや耳の下のリンパの腫れなども診てくれたのですが、喉は多少赤いもののリンパの腫れなどはないといわれました。そのため、おたふく風邪なども違うということでした。
周囲に川崎病や川崎病疑いの子もいたので、もしかしてとも思ったのですが、高熱が続くという以外該当する症状がなく、内科でも特に指摘はされませんでした。ちなみに、発疹もなく、座薬などの解熱剤も使えば熱が下がるほか、目の充血や唇の荒れなどもありませんでした。合致する症状が少なかったからといって、違うとは言い切れませんがとりあえず病院では指摘されなかった…とだけ。
結局、熱が引かなかった原因はわからないままとなってしまいましたが、40度近い高熱が続いたことからも、何らかの発熱の原因となる菌やウィルスと戦っていたであろうことは確かです。
高熱が続いた期間が長かったので、どの薬が効いたのかもわかりません。そもそも、どれも効かず、自然治癒に近い状態だったのかもしれません。
ちなみに、娘は普段からもぽんと高熱を出すことがよくあるのですが、今回そうした高熱と異なっていたのは、いつまでたっても汗をかかなかったということです。40℃の熱が出た夜も、暖かくしていてもそうじゃなくても、全く汗がでなかったんですよね。
最後、解熱する日にだけ、びっしょりと汗をかいて熱が下がった感じだったので、なにか関係があったのかもしれません。(素人判断ですので、因果関係は不明です)
結論を言えば、いつもとはちょっと様子が違うのに、原因がわからないというのは、やっぱりこわいなっていうことですね。
今回の発熱を通して思ったことは?
まず、今回かかりつけの小児科がたまたま休診だったため、はじめて別の内科を利用したのですが、内科で診てもらったからといわず、翌日にでも小児科で診てもらっておけばよかったかな?と思いました。
内科と耳鼻科にはかかったものの、小児科では全く見てもらっていなかったので、見落とされていることがあるのでは?という不安感が残っちゃったんですよね。
あと、5日を過ぎて高熱が続いた場合、もっと大きな病院にかかっておく必要もあったのかな?とも思いました。
「〇〇で診てもらったし、もうちょっと様子見よう」
「××だっていわれたから、それを信じて様子見ようか」
ということが、今回幾度となくありました。
さらには、同じ日に私自身も高熱を出したというタイミングの合致もあり、咳の有無という症状に違いはあるものの、「こども特有の病気ではなく親子でかかる可能性のある感染症なのかも?」とどこかで思っていたというのもあるのかもしれません。
こうした判断が結果として、原因がわからないままになってしまい、元気にはなったもののもやもやする形になってしまっているのかな?とも思い、これについてはちょっと後悔しています。
結果論なんですけどね。
今ではすっかり元気になり、おかしな様子は見られませんが、原因がわからないのはほんとスッキリしないな。ってことです。
3日に耳鼻科で診察を受けた際、「なんだったんでしょうかね?」と聞いてみたんですが、「子どもは原因がわからない高熱、よくあるからね~」といわれただけでしたしね。
救急病院なんかに行っておけば、もっとはっきりわかることがあったのかな?とも思うのですが、救急病院だからといっても個人病院より詳しく診てくれるのかというとそうでもないのかなとも…。
どちらにせよ、次回発熱が長引いた場合は、ちょっと(かなり)離れた場所にあるのですが、小児診療で評判の良いとされている某病院へ行こうと思います。
今回処方された薬まとめ
まとめて意味があるかどうかはわかりませんが、同じような状況にあったかたの参考になればと、今回処方されたお薬を掲載しておきたいと思います。ちなみに、うちは基本ジェネリック薬で出してもらっているので、先発品と名称が違います。
12月14日 某小児科処方
- セフジニル細粒10%小児用「日医工」100mg
- アスベリン散10%
- ブランルカストDS10%「タカタ」
- カルボシステインDS50%「タカタ」
- セチリジン塩酸塩25%「タカタ」
- ツロブテロールテープ「ファイザー」
12月26日 某内科処方
- C-チステン細粒50%
- アスベリン散10%
- テルギンGドライシロップ1%
- カロナール細粒20%(発熱時の頓服として)
※子どもの解熱というと、アンヒバ坐剤小児用が一般的かなと思いますが、娘が激しく座薬を拒否するため、相談したところカロナール細粒を処方してくれました。
12月28日 某耳鼻咽喉科処方
- セフジトレンピボキシル細粒10%小児用「日医工」100mg
- ビオフェルミンR散
- カルボシステインDS50%「タカタ」
- アスベリンドライシロップ2%
- ニポラジン小児細粒6%
- 炭酸水素ナトリウム+グリセリン「ヤクハン」+減菌精製水※(ヤクハン)
※耳垢を柔らかくするために、耳に入れる外用薬です。
それぞれの薬効や副作用、どのような場合に処方されるものかについては、お薬110番などを参考にするとよいかなと思います。
おまけ:私が処方された薬
- ピーエイ配合錠
- アストミン錠10mg
- トラネキサム酸錠250mg「YD」
- ロキソプロフェンNa錠60mg「テバ」※解熱頓服薬
…まぁ、咳を中心とした風邪薬ですね。私の場合、扁桃炎から高熱になることはよくあるのですが、喉の痛みが全くなく咳から始まって高熱が出るパターンはこれまで経験したことはなかったです。まぁ、お医者さんが風邪だというなら風邪なのでしょう。
マイコプラズマかと思ったのですが、解熱直後めっちゃ痰がでたので違うのかな…、咳自体は今でもちょこっと残ってます。
まとめ
子どもはちょっとしたことでも高熱が出やすいものです。
保育園に行くようになって一時期は、風邪による発熱も多かったのですが、最近は風邪で休むこともなく本当にずっと元気でした。
あまりにも元気でいてくれるので、どこか油断していたというか甘く見ていた部分もあるのかもしれません。あと、普段から熱だけというのは、結構多かったりもするので、いつものかな?という安易な考えも、よくなかったなと思います。
結果、今回娘にしんどい思いをさせてしまいました。
重大な病気が隠れている可能性もあるので、信頼できるかかりつけ医を持っておくことはとても大切なことだなと実感しました。
あ、あとそのかかりつけ医が休みの場合、どうするかといったフローをあらかじめ考えておくことも大切ですね。(特に年末年始やお盆など)
これからも、子どもが体調を崩すことも多々あるかと思いますので、安心して早く治療ができるようにしてあげられる環境は持っておきたいですね。
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